自作小説

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無慈悲な結末

少女の物語は終わりを迎えようとしていた。 ふと周りを見渡してみたが、やっぱり私以外には誰もいなかった。 ここには私しかいない。 他の誰にも踏み込めない、私だけの場所。 しかし、それは同時に私がこの世界に隔離されている事を...
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ザンコクな世界

スクリーンから流れる映像は、一人の少女の物語だった。 そして、この物語にはまだ続きがあった。 それは私一人を置き去りにして、無慈悲に進んでいく。 「お母さん。私、友達を助けられなかった……」 「一体、何があったの……...
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結ばれない空

ここはどこだろう? 私は自分がどこにいるのか分からなかった。 まるで宇宙空間にいるようだった。 全身の感覚は消え、無重力空間に一人漂い続けている。 そんな空間で、私は一人スクリーンを眺めていた。 その映像はモノクロ...
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崩れゆく心

朝目覚めると、既に女性陣は支度を始めていた。 時刻は午前九時。 どうやら、かなり長い時間眠ってしまっていたようだ。 十時過ぎには出るから、そろそろ僕も準備しないと間に合わなかった。 「二人とも早いね。起こしてくれればよか...
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「あ、おかえりー。電話誰だったのー?」 「先生だよ」 「……そう」 美月はそれ以上何も聞いてこなかった。 「じゃあ、私たちお風呂入るから」 「あ、うん」 「覗いちゃダメだからね〜」 「そんなことしないか...
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膨れ上がる疑問

美月が飲み物を買いに出かけ、僕と紺野さんが部屋に取り残された。 特にすることも無かったので、部屋の内装をボーッと見ていた。 そんな中、不意に彼女は話しかけてきた。 「秋山君」 「ん?どうしたの?」 「あの、美月さん...
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隠された本性

秋月さんから話を聞き、偶然にも目的を果たせた僕たちは、ホテルへ来ていた。 ……そして困ったことに、僕たち三人は同室になってしまった。 当日のチェックインだったため、予備の部屋が空いてなかったのだ。 僕は別の宿を探そうとしたが、...
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旧友の意思

勢いで学校から出て来たが、他にあてがあるわけではなく、僕たちは路頭に迷っていた。 「とりあえずさ、ご飯でも食べる?」 「腹が減っては戦は出来ぬ、ですね」 「まあ、そんなところかな」 近くにあったコンビニに入り、適当に食料...
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類は友を呼ぶ

「人が多いですね。私、なんだか疲れちゃいました……」 「ここが、私が住んでた所……?」 慣れない環境にやってきた二人は、思い思いの感想を述べていた。 かく言う僕も、異常な熱気に頭がショートしそうになっていた。 ただでさえ...
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心の在り処

夏休み後半、僕たちはこの休み期間における大事な目的を果たそうとしていた。 この日は、美月が前に住んでた場所に行くための予定を決めていた。 「情報収集は一日目で終えて、二日目は真っ直ぐ帰ってくる。本当はもう少しいたいんだけど、費用的な...
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