2019-06

自作小説

色んな顔

時刻は十七時半。 僕たち三人は、スポーツの出来るアミューズメント施設に来ていた。 帰りのバスの中で決めた結果、ここに来ることになったらしい。 僕は二人についてきただけだ。 「二人とも本気……?」 「本気に決まってる...
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帰りのバスにて

帰りのバスに乗り学校へと戻る。 そこで各自解散となるらしい。 帰りのバスでは行きと違い、秋トリオ三人揃って一番後ろの席に座った。 順番は、窓側から紺野さん、美月、僕の順番だ。 まだ夕方と呼ぶには早い時間だったが、...
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秋トリオの秘密会議

「二人とも、僕からも話しておきたいことがあるんだけど。いい?」 和気藹々としていた二人に向かって、そう言った。 「そういえば、何か話したいって言ってたよね」 「うん。さっきの話の流れで僕も話そうかなって」 「美月...
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友達

湖にたどり着いた僕たちは、シートの上に座り、まるで家にいるかのように落ち着いていた。 「あ〜ここ気持ちいい〜……もう動きたくない〜」 「美月さん寝ちゃダメですよ!寝たら帰ってこられなくなりますよ!」 紺野さんは、日向に...
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秋トリオ合流

話を終えた僕は、話始める前と同様に一度深呼吸をしてリラックスした。 そして、最後にこう言った。 「……これが僕の考えだよ。僕の勝手な行動のせいで両親は死んだ。……僕はそんな罪悪感から逃げたいだけなんだ」 「……そうだったんだね...
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充の過去 ~エピローグ~

ひとしきり泣き叫んだ後、僕は結局気絶してしまった。 どうやら、例のトラック運転手が病院まで運んでくれた様だった。 そして僕が目覚めた時、三人の影が見えた。 一人は病院の先生。 もう一人はばあちゃん。 ……そして...
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充の過去 ~悲劇の夜に~

「はぁ…はぁ…ただいま……」 「充!こんな時間までどこに行ってたの!」 「ごめんなさーー」 「どうして、私の言うことを聞いてくれないの!暗くなると危ないから早く帰って来なさいってあれほど言ってるでしょ!」 「はい…」...
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充の過去 ~花の冠~

母さんの誕生日に向けて、僕はプレゼントの準備をしていた。 何を作っているかというと、花の冠だ。 僕はお金を持ってなかったので、自分の手作りでプレゼントをしようと考えた。 その中で母さんが喜びそうなものを吟味した結果、花の冠...
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充の過去 ~幸せだった日常~

僕は両親が大好きだった。 母さんは、まるで太陽を絵に描いたような人でとにかく明るく、僕や父さんを巻き込んで色々な行事を起こそうとする活発な人だった。 父さんは、そんな母さんに影響されたのか、基本的に一緒に盛り上がっていることが多...
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仲直り

眠い目をこすりバスを降りた。 「おはようございます」 「おはよう。っていうか寝てるの見られてたんだね」 「それはそれは、気持ち良さそうに寝ていましたよ」 紺野さんは微笑みながらそう言った。 バスに乗るのが最後で...
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