2019-05

自作小説

すれ違い

美月と紺野さんと遠足に行く時の服を買いに行ってから、二週間が過ぎた。 そして、ついにその日がやってきた。 ひとまず学校に集合して、そこからクラス毎にバスに乗って目的地に向かうようだ。 普段学校に行くよりも早い時間に出ないと...
自作小説

秋トリオのお買い物

「到着ー!久しぶりに来たねー」 「こないだ来たばかりでしょ」 まだ着いたばかりなのに、こんなにテンション高いとは先が思いやられる。 「お二人はここに来たことがあるんですよね?」 「あるよ。と言っても二回目だけどね」 ...
自作小説

遠足に向けて

「おはよう充君」 「ん、おはよう。……顔どうしたの?」 「えっ、な、なんでもないよ!」 「……まぁ、それならいいんだけど」 「いやぁ、朝から女の子の顔をまじまじ見つめるとは、けしからんですなぁ〜」 「別にそうい...
自作小説

それでも私は

『あなたはどうして記憶を取り戻したいの?』 『私は、自分が何も覚えてないことが怖い……それに、その記憶も含めて私だと思うから。私は私を取り戻したい』 この人は誰? 『忘れてた方が幸せなことだってあるよ?もしそんな記憶だった...
自作小説

彼女は台風

翌日、学校に行くと彼女の机は大量の人に囲まれていた。 「篠原さんってさ、どこから引っ越してきたの?」 「髪の毛綺麗~どんな手入れしてるの~?」 「おれサッカー部なんだけど、マネージャーやらね?」 など、様々な声で教室...
自作小説

一日の終わりに

「ただいま」 「お帰り、充ちゃん」 美月と別れた後、まっすぐ家に帰った。 両親を亡くしてから、僕はこうしてばあちゃんの家で暮らしている。 ばあちゃんは、当初気に病んでいた僕を静かに見守ってくれた。 ダメージを負...
自作小説

転校生

記憶を無くした少女と出会った翌日、新学期が始まった。 今日から高校二年生だ。 とうとう今後の進路に頭を抱えるような時期なってしまった。 仕事を始める人、進学する人、夢を追う人、様々な人がいるだろう。 僕は、どうなんだ...
自作小説

記憶喪失少女との出会い

僕は、自分の両親が眠るお墓に向かって手を合わせていた。 こうしていると、あの日の出来事を思い出してしまう。 僕はずっと、あの日の出来事を忘れたいと思っている。 しかし、皮肉にも忘れたいと思えば思うほど忘れることのできないジ...
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