キミの忘れかたを教えて 紹介 死を意識し立ち上がる、大人の青春物語!

小説紹介

今回紹介するのは、“キミの忘れかたを教えて”という作品です。

この作品はライトノベルで、2018年の9月に発売された物です。

なので、比較的最近の物ですね。

 

~あらすじ~

余命半年だと宣告された松本修は、ある日、幼馴染でもあり芸能人でもある桐谷鞘音と再会する。

大学を中退しニートになってしまったり、過去の因縁から修は鞘音に合わせる顔がなかった。

しかし、実は鞘音もスランプに陥っていて、芸能活動を休止しているであった。

そんな彼女と向き合うため、修は周囲の協力を得つつも再び走り始める。

 

という内容です。

 

~オススメの読者~

・何かを諦めてしまった経験がある人

・ニートになってしまった経験がある人。または、それに対して思う事がある人

・自分が何をしたいのか分からない人

・今の生活に疑問を抱いてる人

・青春ストーリーが好きな人

 

以上が、オススメの読者さんです。

一つずつ解説していきます!

 

→何かを諦めてしまった経験がある人

実際の本のあらすじでも書かれているのですが、この作品のテーマとも言える部分です。

主人公の松本修は数多の挫折を繰り返し、その上余命まで宣告されてしまうという所から物語が始まります。

彼は、とあるトラウマが原因で逃げ癖がついてしまってたんですね。

そして、そのままズルズルと逃げ続けてしまいます。

なので、逃げそうになっているというよりは、完全に逃げてしまった経験がある人の方が何か響くものがあるのではないかと思います。

何もかもを諦めて逃げ続けた結果、ついには行き止まりに辿り着いてしまった。

そんな彼が、どのようにして新しい一歩を踏み出すのかということを見届けて頂ければと思います。

読み進めていくと辛い場面もありますが、傷付きながらでも前に進もうとする姿は、とてが勇気をもらえるはずです。

 

→ニートになってしまった経験がある人。または、それに対して思う事がある人。

はい。

ここに当てはまる人は、非常にオススメです!

私事ですが、自分もニートになってしまった経験があるので共感できる部分しかありませんでした。

ここもしっかりと解説していこうと思います。

この作品は、主人公の一人称で物語が進んでいくのでとても感情移入がしやすいです。

そして、この物語の主人公はニートです。

ニートになった事がある人は共感できる部分が多いと思いますが、そうじゃない人でも楽しめるのではないかと思います。

世間一般的に、ニートは甘えだって言われたり、良くないことだとされる傾向が大きいですよね?

しかし、そうなってしまった人にも様々な事情があるのです。

そしてそれは、本当にその人だけの問題だったのでしょうか?

「ニートは悪だ。自分は絶対にそうはならない。そんな社会のお荷物の事なんて考えてられない」

と思ってる方には合わないかもしれませんが、むしろそういう人にこそ読んで欲しいと強く思います。

物語を読み進めていく内に、彼がそうなってしまった原因や考え方などが深く描写されています。

更に言うと、先ほども話した通り一人称で進むので、修の想いがこれでもかと伝わってきます。

きっとこの本を読み終える頃には、ニートに対する偏見や考え方が変わってるいるかもしれません。

 

→自分が何をしたいか分からない人

→今の生活に疑問を抱いてる人

ここはまとめさせてもらいます。

この作品では、ある対比がされてるんですね。

なんだと思いますか?

それは、『天才』『凡人』です。

この二つの要素が、物語に度々絡んできます。

天才は、その才能を使ってやりたいことや好きなことをしてるというイメージがあるかもしれません。

しかし、この作品ではそんな才能を持つ鞘音はスランプに陥ってしまっています。

逆に、凡人はやりたいことがあったとしてもそれ故に出来ないと諦めてしまう事が多いです。

その結果、やりたい事なんてないと自分を正当化してしまいます。

本当はそれを分かっているのに、です。

天才であろうと、凡人であろうと何かをするのに悩みや不安は付き纏う。

それならば、自分はどうするのが正解なんだろうか?

そんな悩みに、この作品は一つの答えを提示してくれています。

なので、自分がどうやって生きていきたいのか、どうしたいのかと悩んでる人にはとてもオススメしたいです!

もちろん、物語のようにはいかないかもしれません。

それでも、この作品の登場人物からは学べることが多いのではないかと個人的には思っています。

 

→青春ストーリーが好きな人

これが好きな人は、とことんハマると思います!

修のことだけではなく、本当に様々な所で青春ドラマが繰り広げられます。

この作品には面白い事があって、舞台が学校ではないんですね。

青春ストーリーですと大体舞台が学校でしたり、高校生だったりする事が多いですよね?

しかし、この作品では“その後”が舞台なんですよね。

学生時代のお話は、あくまで回想でしか出てきません。

これってすごい事だと思いませんか?

装丁にもある通り、まさに『大人の青春物語』です。

なので、必然的に会話も大人のやり取りぽかったり、社会人っぽいものが多いです。

そんな要素がありつつも、青春なんですよね。

これは、主人公二人が二十歳という大人でも子供でもない絶妙な年齢だからこそではないかと思います。

二十歳と言えば一般的には成人ですが、内面はまだまだ子供っぽい所が多いと思うんですよね。

何故そう思うかと言いますと、筆者がまさにその年代だからです。

「お前と一緒にすんじゃねーよ!」と思った方はすみません笑

……まあ、そういうことは置いときまして。

とにかく、他の青春物語とは少しテイストが違う作品である事は間違いないです。

甘く、苦く、酸っぱく、そんな様々な味が体感できる作品です。

そして、そんな主人公たちに関わる人たちが本当に良い人なんですよね。

現実の世界では競争社会で殺伐としていたり、なんだか生きづらいと思ってる人も多いかもしれません。

そんな人にも、是非ともオススメしたい作品です!

読み終える頃には、この作品の人物たちの優しさや温かさが恋しくなっているかもしれません!

 

~まとめ~

いかがだったでしょうか?

今回は“キミの忘れかたを教えて”という作品を紹介してきましたが、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!

個人的に物凄く好きな作品で、ポロポロ泣きながら読んでしまいました。

それくらい、一つ一つの味が濃い作品です。

この作品を読んで、また前に進めるキッカケが出来れば筆者としても嬉しいです!

 

~追伸~

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