嫌われる勇気 紹介 嫌われることを受け入れた先にあるものとは?

実用書紹介

今回紹介するのは、“嫌われる勇気”という本です。

この本はなかなかに賛否両論も多く、『理想論』と言われたり、『あんまり好きじゃない』と言う人も多いです。

私自身はというと、なかなかに感銘を受けました。

というのも、自分の考えてることと一致してる部分があったからです。

なので、同じような考え方をする人がいるんだと少しだけ勇気をもらえました笑

もちろん、そうじゃない人でも考え方の一つとして取り入れる事ができたり、参考になる部分も多いと思います。

今回は、そんな個性の強い“嫌われる勇気”という本を紹介していきたいと思います!

ここからは、この本を読むのにオススメの読者をピックアップしていきます。

 

~オススメの読者~

・嫌われることに抵抗がある人

・自分のことを受け入れられない人

・人間関係で悩むことが多い人

・本を読むのがあまり好きじゃない人

 

一つずつ解説していきますね。

 

→嫌われることに抵抗がある人

この点は、この本の一番大きな部分ですね。

紹介する時にいきなりこんなことを言うのはなんなのですが、最初に一つだけ大切な事をお伝えさせてください。

それは、この本を読んだからといって嫌われることに対して免疫がつく保証はないということです。

といいますのも、この本に書かれてる内容は偏りがあり、究極論的な部分もあるからです。

正直言って、万人がこの考え方を出来るかと言えばそんな事はないでしょう。

それが、この本の賛否両論が多い理由の一つでもあります。

しかし、うまく自分の中に落とし込むことが出来れば、達観して穏やかな人間になれることは間違いないでしょう。

それこそ、この本に登場する“哲人”のようになれますね!笑

こういった自己啓発書というのは、胡散臭いと言われたり読む事に意味がないと言う人も多いです。

これは事実でしょう。

そもそも、読むだけで満足という人もいますし、読んだところでその考えに賛同できるかというのは人それぞれです。

なので、他人の目から見たら意味がないように捉えらてしまいます。

しかし、読んだ本人が納得していれば私は良いと思います。

考えの一つとして取り込んだ上で、納得出来るか出来ないかということを決めれば良いのです。

本というのは、あくまでその選択肢を増やす手段に過ぎません。

最初から選択肢がないのと、それがあって選んでいるのでは全く意味が違いますからね。

……と、少し話が膨らみ過ぎちゃいましたね。

長くなってしまいましたが、この本を読む事で必ずしも変われるという魔法の本ではないということだけ覚えていてくれればと思います!

ここからが本題なのですが、嫌われることに抵抗がある人は一読の価値があると思います。

そもそも、なぜ嫌われたくないと感じるのでしょうか?

その答えは各々違うかもしれません。

きっと、何かしらの理由があるはずです。

でも、それが分かったからといって自分の中で解決出来るかと言われるとまた別の問題ですよね?

そうなった時に、この本に書かれている内容が参考になるかもしれません。

少しだけ内容を挙げてみますと、『トラウマは存在しない』『原因論ではなく目的論で考える』という話があります。

例えば、いじめられるのは根暗な性格だからという風に考えてたとします。

これは『根暗な性格』という要素が、いじめらる原因だと考えてるということです。

しかし、この本では「それは違う」と断言しています。

今の話で例えるならば、いじめられることを目的にして、そこから逆算して人は行動を選んでいると言うのです。

つまり、いじめられるという目的を達成するための手段として『根暗な性格』になる事を選んでいる、という考え方です。

そう考えれば、人はいくらでも変わることが出来るし、トラウマなんてものは最初から存在しないというわけです。

すごく面白い考え方ですよね。

それと同時に、私自身もかなり驚かされました。

もちろん、病気や怪我などは何かの原因があって起きてしまうものかもしれませんし、必ずしも目的論が全てに当てはまるわけではないでしょう。

ただ、『病は気から』ということわざもあるくらいですし、あながち間違ってないとも思います。

例えば、仕事をしたくないという目的が無自覚にあって、その結果、怪我してしまったという感じですね。

本人が怪我する気があるかどうかはあまり関係なく、仕事をしたくないという目的があるから、それを叶えられるように行動してしまったということです。

ここまでくると、運命論だったりスピリチュアル的な感じもしてしまいますよね笑

怪我の話は少し極端ですが、この本にはこういった内容が書かれています。

そして、この『目的論』という考え方をベースに話が進んでいきます。

なので、今の話を聞いた時に、「自分には合ないな。なんか胡散臭い」みたいに感じる人は読まない方が無難かもしれません。

事実、常識や固定概念を打ち壊していくような部分が大きいです。

そういった部分が、この本の賛否両論が大きく別れる要因だと思います。

 

→自分のことを受け入れられない人

ここも大切な部分です。

この本のもう一つのテーマとして、『自己受容』というものがあります。

もちろん、自分の事を無理に好きになる必要性はないと思います。

私も、自分の事は好きじゃありません。

でも、嫌いでもありません。

まあ、自分ってこんな人間だなーって思っています。

良い所もあれば悪い所もある。

好きな所もあれば嫌いな所もある。

そんな感じです笑

なんかの歌詞じゃないですけど、『ありのまま』を受け入れようということですね!

とはいえ、最初からそうだったかというとそういうわけじゃないです。

むしろ、自分の事なんて大嫌いでした。

でも、時間の流れでそういう考え方にシフトしていったという感じです。

なので、「この本を読んだからすごく変われました!」みたいな事を言うつもりはありません。

それよりは、自分の考え方と同じ部分もあって面白いと感じながら読んでいました。

同じ考え方だからこそ納得出来る部分も多かったですし、逆に、そこが同じでも細かい所は違うんだなと思うこともありました。

この本を読むターゲットとはズレていたのかもしれませんが、それはそれで違った楽しみ方が出来ました。

なので、この本のターゲットのように、自分が嫌いだったり受け入れることが出来ないという人にとっては多くの発見があると思います。

 

→人間関係で悩むことが多い人

次にこの点です。

さっきの『自己受容』と違って、嫌われるというのは他人がいて初めて起こることです。

つまり、人間関係があるからこそそういったことで悩みます。

この本では、『全ての悩みは対人関係』によるものだと書かれています。

他人がいるからこそ、する必要のないような比較してしまう。

そして悩むという感じです。

なので、「世界に一人だけになれば悩みは全てなくなる」とまで断言しています。

極論的な部分もありますが、事実だと感じる部分も大きいです。

確かに、最初から世界に誰もいなくて自分一人だったら、そういった悩みは出てこないでしょう。

しかし、こんな事はまずあり得ないですよね?

じゃあどうすれば良いのか、というのが大切な所です。

この部分を、本の内容から少しだけピックアップしますと、『人は、対人関係のなかで「わたしは正しい」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れている』という考え方があります。

深い言葉ですよね。

更に、この先に続く主張としてこういったものもあります。

『あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です』

この言葉をどう捉えるかは人によるかもしれませんが、なかなか的確だなと私は思いました。

そして、自分が思っていた事でもあったので、とても共感した部分でもあります。

今のは一例ですが、他にも人間関係に対する考え方がたくさん書かれています。

なんとなく共感出来る人は、実際に読んで頂ければと思います!

 

→本を読むのがあんまり好きじゃない人

この部分は本の内容というよりは、本の形式的な部分についてです。

なので、興味がない人は読み飛ばしてもらっても大丈夫です!

この本にはある特徴があります。

それが『会話形式で内容が進んでいく』という点です。

しかも、最初から最後までです!

なかなか珍しいですよね。

少なくとも、私はこの本に出会うまで全てが会話という本は見たことがありませんでした。

地の文がないわけではありませんが、それもほとんどないです。

つまり、『会話率が異常に高い小説』を読んでる感じなんですね。

もっと言うと、『脚本』を読んでる感じの方が近いかもしれません。

これは、本の書き方的な部分も大きいのですが、それよりも二人の人物のやり取りについてです。

この本には、“哲人”“青年”が出てくるのですが、この二人のやりとりがなんとも面白いんですよ。

実際に見てもらった方が早いと思うので、こちらを見てください。

いかがですか?

なかなか人を選びそうですよね?

というか、今時「ええい」ってなんだよって思われた方もいるかもしれません笑

私も、初めて読んだ時は少しビックリしました。

ここだけではなく、全般的にこんな感じなんですね。

“哲人”は比較的落ち着いてるのですが、“青年”が取り乱したり熱くなる事が多いです。

その結果、先ほどの画像のようなやりとりになるというわけです。

この二人の会話を見てて、『舞台劇の脚本』を読んでるみたいだなーって私は思ったんですね。

もしくは、『アメリカのコメディアニメ』です。

それくらい、この本の登場人物の語り方はオーバーリアクションな部分があります。

この部分が、人によっては嫌悪感を感じてしまうと思います。

ただ、こういった部分のおかげで、難し構えずに面白おかしく読めるのも事実です。

自己啓発書や思想の本だと、学校の教科書みたいに堅苦しいイメージがありますが、この本はそういったものがまるでありません。

もちろん、これは良い意味でです。

これは私の見解なのですが、読むのに敷居が高くて手に取られにくい本なので、出来るだけ多くの人が読みやすいようにしようと考えた結果なのではないかと思います。

その結果、すんなりと内容が入ってくる本に出来上がっています。

ちょっとした挿絵なんかもあって、より世界感に浸れるようになっています。

ここまでくると、ちょっとした『ライトノベル』を読んでる気分になりますね。

なので、本を読むのがあんまり好きじゃなかったり、得意じゃない人でも読みやすいのではないかと思います!

 

~まとめ~

今回は“嫌われる勇気”という本を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

冒頭で話した通りに、読んだからといって必ず変われるという本ではありません。

ですが、単純な読み物としてもなかなか面白いです。

それこそ、『小説』を読む感覚で新しい考え方を得られてラッキーって思いました笑

なかなか人を選ぶ本ですが、興味のある方は是非読んでみてくださいね!

 

~追伸~

最後に関連記事を紹介しておきます。

小説も書いてますので、そちらもよろしければ読んでみてくださいね!

自作小説→新しい君と

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